(過去の記事です。2024/6/28)
みなさんは、「フランス流フラワーアレンジ」とか「パリスタイルのアレンジ」とか聞いたことありませんか?
私は20年前くらいでしょうか。 知り合いの人に誘われて1年ほどフラワーアレンジに通ったことがあるんです。 すっごくカジュアルなクラスだったので、お花の名前を教えてもらって先生の言われるようにスポンジに挿すだけだったんですけどね。
そこで、1回だけですが私のアレンジした花に注目されたことがあるんです。 その時に「フランス風ですよね」と先生が話されていたのがずっと心に残っています。 なんといっても私はフランス好きですからね(笑) その時の写真が残っていないのが残念・・
でも、「フランス風フラワーアレンジ」と書いている本を本屋で見ても、ネットで調べてもイマイチどういうものかわからず、年月が過ぎてしまいました。
今回コラムを書いているということもあって、もう一度調べてみることにしましたよ。
色々調べてみると、グリーンが多くとっても自然的な色合いの組み合わせを「フランス流」と言っている気がします。 もちろん挿し色をいれたり、色鮮やかな花をいれることもあるのですが。 南仏に行ったら、逆にビタミンカラーのお花が多いですもんね。
プロのフローリストの方のコラムを見ると、いろいろな文化のアレンジを取り入れて成長してきたフラワーアレンジ業界なので、今ははっきりとした違いはないようです。 大きなくくりで「フランス風」としていてお店独自のスタイルをだしているのだとか。
でも、フランスには二人の偉大なフローリストがいて、その方がフラワー業界に大きな影響を与えたのは確かなようです。 その時代では、○○流というのがはっきりわかっていたのでしょうね。
1人目は「ジョルジュ・フランソワ」さん。 丸いブーケはこの方が考え出したそうですよ。 それまでは、扇型というのが上部が広がっているスタイルが主流だったそうです。
2人目は「クリスチャン・トルチェ」さん。 花の個性を活かすデザインよりも、自然をそのままブーケにするスタイルを作り出したそうです。 道端にある雑草や野菜とか・・ すごい発想ですよね
私は最近、ふと気が向いてベランダガーデンを始めたんです。 その時にお花屋さんに苗を買いに行ったですがなんと「とうがらし」が売ってました! 野菜コーナーではなく、お花のコーナーに! まさしくこれではないですか?? フランス流!
とうがらしの実が、赤や黄色、オレンジと色とりどりで可愛いので、ガーデニングとしていいと売られていましたよ。
これも、クリスチャン・トルチェさんの流れなのでしょうか・・(^.^)
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