(過去の記事です。2023/9/21)
フランスといえば「ワイン」という方が多いと思うのですが、私はどちらかというとワインよりシードルの方が好きなんです。 アルコール度数の問題なのかしら?? なぜだかわからないのですが(笑)
私がシードルを知ったのは大学生の時。3回生の終わりに大学の先生が組んだツアーに参加して1カ月フランス・スペイン・イタリアに行った時です。 もちろんメインはフランスですけどね。
パリ滞在の時に「シードル飲まないと!!」と友達が言っていたので購入してホテルで試飲。 飲んだ時に「なんて美味しくて飲みやすいんだ!」と感動したのを覚えています。 その友達はグルメにはうるさいタイプで(笑)、「ここに行けば、これを食べるべし!」としっかりリストにしていました。
おかげでグルメにはまったく疎かった私も、現地での美味しいものを色々知れましたし、たくさん食べましたね(^.^) それだけしっかり食べてもフランス観光って毎日かなり歩くので、痩せて帰ってきたのが不思議ですねぇ。
シードルが好きな割には、「ノルマンディーといえばリンゴでシードル」くらいしか知らなかったので、今回ちょっと調べてみました。
フランスの北西部は、立地の関係でワインの原料となるブドウが栽培できなかったので、リンゴ栽培をメインにしていたようです。 そこでできたのが、シードルとカルヴァドス。 カルヴァドスとはアルコールが高めのウィスキーですね。
シードルは、アルコール度数が5%前後と低めなのでアルコールに強くない私でも美味しく飲めます。 でもシードルでも辛口というのがあるらしく(リンゴは甘いと思っているので、辛口とは想像できない・・)、辛口にするとアルコール度数が高くなるんだそうです(発酵時間を調節します) リンゴで辛口!?!? 一度試さないといけませんね。。。 (試してみました! 下記参照)
私がフランスに訪れた時は、ノルマンディー地方には行っていません。 なので、今回調べた時に書かれていた「りんごの看板」とか「シードル街道」というのを実際見ていないんですよね。 大学生当時はお酒なんてほぼ飲まなかったので、リンゴと言えどもお酒に興味がなかったし・・
自由にできる時間が結構あったので、もっと積極的に動けばよかった!と今は思いますが、初フランスのメンバーで行ってるので、ちょっと無理があるかな(笑)
ノルマンディー地方のリンゴ農家は、自ら加工販売するということで、リンゴを使ったジャムなども販売しているそうですし、メーカーによってはゲストハウスを作って、シードルやカルヴァドスを使った料理教室などもしているのだとか。 フランス人になったつもりで、色々体験してみたいですね・・
フランスの北西部だけでなくイギリス南部でもシードルがよく飲まれるようです。 この2か所は近いですしね。 でもイギリスでは「サイダー」と言うのだそうですよ。 アルファベットの読み方の違いでしょうね。 面白いなぁ。
日本でも大手メーカーがシードルを販売していますよね。 ご近所でシードルは手軽に買えますが、小さい瓶で売っているのは日本メーカーのような気がします。 シードルは私1人で楽しむことが多いので、小さい瓶だと助かります。
が、フランス好きとしてはフランス産のシードルを楽しみたい! 途中で上手く保存できる自信がなく微炭酸が抜けてしまっては嫌なので、なかなか手を出せずにいますが(笑)
私みたいな人は、ガレットのお店でフランス産シードルを楽しむのがいいかも(^.^) ですね。
☆補足☆
このコラムを書いた後、「シードル辛口(ドライ)」を飲んでみました。 辛いというので口当たりが悪そうと思っていましたが、全然大丈夫! 甘味が少なくなってあっさりとした味わいでした(^.^) スッキリしていたので、夏はこちらがいいかも・・ アルコール度数は、甘口より2度ほど高いくらいでした~
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