(Re)着物の世界へ 10 帯留め制作

日本文化

(過去の記事です。2023/11/2)

今回は、着付け教室で帯留めを制作したので、ご紹介します。

帯留めとは、帯紐につける飾りのことです。 帯紐は帯の真ん中で結んでいる紐なのですが、これはただのおしゃれではなくて、帯揚げと共に背中で結んでいる帯を固定しているんですよ。 今でいうベルトみたいな感じでしょうか(笑)

写真は、帯留めはありませんが、帯紐と帯揚げの例です(私です)。 この結び方、簡単と聞いていましたが、一度では覚えられませんでした💦 帯揚げはしっかりと見せる整え方です。 いりく結びといいます。 だいたいの帯揚げは、帯の中に入れ込むんですけどね。

こちらは後ろ姿。 帯紐などを使わない結び方もありますが、みなさんがよく見る姿はこの結び方ではないでしょうか。 お太鼓結びというんですよ。 先ほど書いたように、帯揚げと帯紐で織り込んだ帯を固定しています。

基本の帯結びはこのお太鼓結びです。 この時に使う帯紐は普通の帯紐ですが、帯留めという飾りを使うときに使用する帯は「三分紐(さんぶひも)」という幅も小さく少し短めの帯です。 後ろで結んで使用します。

帯紐、細いのわかりますか? そして真ん中にあるのが帯留めです。

今回私が制作したのはこの帯留めなのですが、なんと着物の端切れから作るんです。小さくカットした端切れを折って、ボンドでつける・・という本当に制作(笑)

でも、着物の生地って柄や色がとても素敵なのでとても可愛らしいものができました。 選ぶときから楽しかった~ 完成品はこちら。 他の生徒さんも同じデザインですが、選ぶ生地が違うので完成品の雰囲気は全然違いました。

帯紐につけるとこんな感じです。

実際私がこれを使うのは来週の授業だそうです。 私の帯は赤系なのでグリーン系の帯紐と明るめの帯留めが合えば嬉しいなぁ。

先生が言うには、おしゃれな箸置き(陶器)を帯留めにしてる人もいるそうです。 みなさん考えますね~

着物は、昔と違って自由度が増しているそうです。 すごく重ね着するので気楽には着れませんが、着物を楽しみたいと思います!

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