過去の記事です(2023/5/29)
着付け教室で、初めて黒留袖を着ました。 順番としては、普通の着物と同じで「肌襦袢・長襦袢・留袖」となります。 でも黒留袖の場合、昔は長襦袢の後にもう一枚長襦袢のような白い着物(本襲 -ほんがさね-)を着ていたそうですよ。 絶対重いですね💧
重ねるということは、良いことが重なるということでいい意味なのですが、着るのは大変・・ということで現在では、重ね着をしているように見せる「比翼仕立て」となっています。 胸元の掛け襟から重ね着のように白い生地が見えるようになっているんです。
実際に黒留袖を着てみましたが、1枚なのに重いです。 普段は、洗えて軽いポリエステルの着物で練習しているからか、上手く着付けられない! 着丈を合わしていたのに、襟合わせなどをしていくうちに気づくと裾が長くなってる・・・ 私の、腰ひもを結ぶ位置が悪かったのが原因ですが、気を付けるポイントがまた増えました(笑)
着付けは、教室では2回するので2回目はなんとか成功。 ですが私的に難関は帯です。 普段着に使う「名古屋帯」でも結び方が多く脳がパニックなのですが、名古屋帯よりも幅が広く生地が厚く扱いが難しい「袋帯」を使用します。 袋帯は高級品も多いので先生でも慣れるまで大変なんだとか。
私が使った袋帯はリサイクルで購入したもので、柔らかめを選んでいたのでなんとか扱いましたが、私の義母が持っている袋帯は少し硬いので初心者の私はたぶん扱えないでしょうね(笑)
お太鼓結びをするときに、教室では「結帯枕」を使います。(写真がなかったのでamazonさんの商品を引用させていただきました) 私はこの結帯枕を使わない帯の結び方を知らないので、比べられませんが、他の生徒さんでよく着物を着る方は「簡単~!」とか「こんなに楽なんですね~」と言っていたので、楽なんだと思います。 ですが、初心者の私にとって帯を結帯枕にセッティングするところから大変💧
今のクラス「専科」では、この結び方がテストになるようなので自宅で練習する必要がありますね・・ ただできるようになれば、ホントに10分くらいでできるんです。 コンビになった相手の方に帯をつけるのですが、下準備さえできれば何度かしている他の結び方とよく似ているので、そんなに苦労せずに結んであげられるんです。
要練習! 頑張りますよ~!
今回は「華二重太鼓」結びです。 帯の上にお花があるように結ぶんです。 相手の方の帯を使って傷つけてはいけないから、自分が取り扱うのは自分の帯だけ、がルールになっているので、私はコンビの方の帯をつけさせてもらっています。 豪華でしょ~💗
私が着ている黒留袖は、「花柄」になっていますが、他の生徒さんのお着物は「鳥」や「家」がメインのものもありました。 どれも金銀の糸を使っているので、とても豪華ですし華やかでした
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